FILM DIGITAL ARCHIVE SERVICE

フィルムいっぱいの想い出を
デジタルアーカイブ

赤外線(IR)とソフトウェアの力

2021.03.16

まずこちらの写真。1978年、約45年前に撮られたものです。
ごく普通のご家庭のタンスに引き出しにしまわれていたネガからのスキャンいたしました。定年まで勤めていた会社事務所での何気ないスナップとの事です。彼に全く関係の無い人からすれば、特に何の感慨も湧かないかも知れません。でもそこ子供達、孫達には見慣れないけどどこか見たことのある人であることに気付くでしょう。お父さんだ❗お爺ちゃんだ❗❗

アーカイブする絵として見ると、中央縦に一直線の筋が入っているのが確認出来ます。これは、ネガに刻まれてしまった傷に起因します。撮影時、カメラの圧板に付着していた微細な固形物によって、あるいはネガ現造時に現像機内のどこかに存在した僅かな突起物によって刻まれてしまった筋状の傷跡です。
このような規則的な傷は、赤外線検知機能と有能なソフトウェアでも修正は困難を極めます。傷か画像か区別が付きにくい為です。

それでは、補正無しの画像をご覧ください。

細かな傷や、何より左側に繁殖してしまったカビの痕がクッキリと表れているのが、解ると思います。小傷や付着したホコリ等は、赤外線検知とソフトウェアの機能で除去が可能です。ただし、カビの繁殖具合や元画像の背景色にもかなり左右されます。酷いカビの場合は、オプションのネガ洗浄を行ってからスキャンすることで、かなりの改善が見られます。しかし、カビにより色素そのものが変色している場合も多く、この場合はカビのそれ以上の繁殖を一旦リセットしたと言う所に留まる事もまた多いと言う事をご理解くだされば嬉しいです。

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